鑑識モノドラマならチューブ通した喉の傷とかでバレるのに!!
このどうしようもない理不尽な状況を冷静に飲み込む坂井さんは多分ひとりでは行動につながらず、率直に悲しむ姿を見せる是枝くんは積極的に行動に出ようとする(そして飼い主を気にはしてるけど256はあくまで犬)。この経験からくる反応の違いがすごく好きです。この巻までにふたりの背景が描かれているからこその説得力だなと思います。
そして冷静に見せているけど怒りと悲しみが見える坂井さんの表情がたまりません。是枝くんに言葉を向けつつ、過去の自分に向けているような姿も。
ふたりの嘆く死に対して、ワインとタバコ、そしてシンプルかつ高級なモノで生を享楽するヴァルちゃんは憎たらしい美しさ。笑い猫とのパワーバランスが未だにわからないですが、役割分担はあれど組織を作るとかいう方向でないのは理解できます。
ところで坂井さんの机の電源あそこから取れるんですね。
あと坂井さんが首に眼鏡ぶら下げてるのすごい好きです。