久々登場の是枝くん。CODE5-1で坂井さんがふったお仕事ですね。喜多川さんと手塚さんに秘蔵っ子お披露目の意味合いもあるんでしょうねw
この時点の是枝くんから見える坂井さんと、喜多川さん・手塚さんから見える坂井さんは、視点の位置の差だけじゃない部分でも全然違うんだろうなあ。
喜多川さんが言う「簡単に起業できる今の時代」というのは2006年に施行された会社法での資本金規制の撤廃ですね。以前は株式・有限で資本金という初期費用を用意しなければいけなかったものが(実際はないだろうにせよ)資本金1円で起業できるようになったので、つまりこの時点の是枝くんでも金銭的には会社を作れるんですよね。是枝くん今は個人事業主かな…と思ったけど開業届けは出してなさそうだな。
会社を売却してまた次のステージへ、という発想自体がアメリカ的ですよね。対して昴の自分たちの手で大きくしていくというのはとても日本的。日進月歩の、それも猛スピードで需要ごと変化していく業界だからこそ、日本的発想では生き残れないんでしょうね。
この時期のオフィスにも植物置いてるんだなあ。
TRASH売却。分裂。袂を分かつってしんどい決断ですよね。でも目的地が違うならそうならざるをえない…。
そして渡米。何故そのタイミングで入籍した。結果から見ちゃうと一番貧乏な時期に別れてた坂井さんとあかりさんだけど、お金の問題というよりはあかりさんが我慢ならない程度に坂井さんが荒れてたってことなんでしょうね。結局大金持った坂井さんと離婚したわけだし、あかりさん自身も立派なキャリアだし。
好調なのが伺える坂井さんたちと、別の道を進んだ昴の選択の結末。最後の坂井さんの表情。ありがたくないことに少しだけわかります。
分身というキーワードが、本当に重いです。